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登山に興味はあるけれど、「どこから始めればいいのかわからない」「体力に自信がないから不安」と感じている方も多いのではないでしょうか。そんな方にこそおすすめしたいのが、アクセスしやすく、登山道も整備されている初心者向けの山です。今回は、関西圏で登山初心者でも安心して楽しめる山を3つ、車でアクセスできる前提でご紹介します。
今回取り上げるのは、大阪府河内長野市の「岩湧山(いわわきさん)」、奈良・大阪の府県境にある「金剛山(こんごうさん/千早本道ルート)」、そして奈良県側からもアクセスできる「二上山(にじょうざん)」の3つ。それぞれの山が持つ自然の美しさや登山道の特徴、安全に登るためのポイントまで詳しく解説していきます。

個人的にこの辺りが未経験者にオススメだなというところを選んでみました。
移動手段を持っている方向けではありますが、スニーカーでも登れる山なのでまだ登山経験がないという方は是非読んでいってください。
※いずれのルートも冬季に入ると登山道が凍結し軽アイゼンが必要になりますので、登山経験の少ないメンバーのみで入るのはお控えください。
岩湧山(いわわきさん)|秋のススキが絶景、初心者クラスの山

- 標高:897m
- 歩行時間:3~4時間(往復)
- アクセス:四季彩館駐車場(第一から第六まで有) バイク可
岩湧山は大阪府河内長野市に位置し、「大阪みどりの百選」にも選ばれている自然豊かな山です。標高こそ高すぎないものの、山頂からの展望は開放感があり、特に秋のススキが有名で、関西随一のススキの名所とも言われています。
初心者におすすめなのは、四季彩館から登り始め、90分で山頂に到着する一般ルート、危険箇所は少なく、整備された道が続くため比較的安心して歩けます。
また、登山道に入るルートとして「きゅうさかのみち」ルート(60分で山頂)もありますが、こちらは名称の通りかなりの急登だったので初めの内は通過しないのをオススメします。
山頂一帯に広がるススキ野原は、特に10月頃が見頃。朝日や夕日と組み合わせると、幻想的な風景が広がります。また、山頂にはベンチがあり、休憩や昼食にも適しています。水場は少ないため、飲料水は事前に準備しておきましょう。

関西のススキと言えば葛城山が有名ですが、こちらはややマイナーで人が少なめです。
また、四季彩館は休憩スポットとしても使えますので、登山帰り一息つくのにもオススメです。

金剛山(こんごうさん)|千早本道なら初心者でも挑戦しやすい。関西登山の定番
- 標高:1,125m
- 歩行時間:約2〜2.5時間(登り)
- アクセス:千早本道登山口近くの駐車場(モンベルルーム金剛山麓店 付近) バイク可(駐車場内ではなくバイクのみで固まっている路肩?がモンベル付近にあります。)
金剛山は、大阪府と奈良県の境に位置する、関西でも屈指の人気を誇る登山スポットです。登山回数を記録する「登山回数表」制度があるほど、リピーターが多いのも特徴。多くの登山ルートがありますが、登山道が明瞭で利用者も非常に多く、比較的歩きやすい「千早本道」は初心者にも人気があります。
車で訪れる場合は、千早本道登山口近くにある有料駐車場を利用するのが便利です。登山道はやや階段が多く、足腰に不安がある方には負担になるかもしれませんが、道幅は広く、しっかり整備されているため安心です。
山頂付近には神社や売店、金剛山気象観測所、ライブカメラなどがあり、目的地としての楽しみも充実しています。冬季には雪が積もることもあり、軽アイゼンを装着すれば関西圏で手軽に雪山体験ができるのも大きな魅力です。ただし、天候や積雪状況を事前に確認し、安全対策は万全にしておきましょう。

どこの駐車場も500円~必要になります。予め小銭を用意しておくとスムーズに入れるので用意しておきましょう。
このルートは日中常に周りに人が居ますので遭難の心配はないと思います。
※「山の豆腐 まつまさ」の先の分岐点からスタートとなります。
左右に分岐しますが、左側は初心者には厳しく人もまばらになる中級者向けルートとなりますので間違えないようご注意ください。

二上山(にじょうざん)|歴史と自然にふれる、のんびりハイキングに最適な低山
- 標高:雄岳517m・雌岳474m
- 歩行時間:約2〜3時間(周回)
- アクセス:二上山ふるさと公園駐車場(奈良県葛城市)から徒歩で登山開始 バイク可
二上山は奈良県葛城市と大阪府太子町にまたがる双耳峰(そうじほう)で、名前の通り「雄岳」と「雌岳」という二つの山頂を持っています。万葉集にも詠まれた歴史ある山であり、文化的な魅力も兼ね備えたスポットです。
車で訪れる場合は、二上山ふるさと公園駐車場を起点に、雄岳と雌岳の周回コースを歩くのが一般的です。登山道はよく整備されており、急な登りが少ないため、体力に自信のない方や初心者の方にも向いています。
雌岳山頂にはテーブルやベンチが整備されており、晴れた日には奈良盆地が一望できる絶好の休憩スポットになります。春は桜、秋は紅葉と、四季折々の自然を楽しめるのも二上山の魅力です。

ここも金剛山(千早本道)と同じく非常に人の多いコースとなります。
入山料(200円)を徴収していた時期もありましたが、今はなくなったようです。
駐車場出入り口の先が急坂となっており、エンジンブレーキを使わず降りてくる車やバイクが多々見受けられるので一応注意してください。
⛰️まとめ|まずは「安心して登れる山」から始めよう
関西には初心者でも安心して楽しめる登山スポットが多数あります。中でも、岩湧山・金剛山(千早本道)・二上山は、それぞれ個性がありながらも、登山道が整備されており、安全性が高いという共通点を持っています。
車でアクセスできる登山口を利用すれば、荷物の積み下ろしや休憩の自由度も高まり、より気軽に登山を始めることができます。まずは無理のない範囲で、安全に登れる山を選び、登山の楽しさを実感してみてください。
これから登山を始める方にとって、本記事がその一歩となれば幸いです。
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