【初心者向け】最低限そろえたい登山装備まとめ

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「登山を始めてみたいけど、何を持っていけばいいのかわからない…」そんな方へ。
自然の中を歩く登山はとても気持ちよく、リフレッシュにもぴったりですが、装備が不十分だとケガやトラブルの原因になることも。
今回は、登山初心者さんがまず揃えておきたい基本であり最低限の装備をわかりやすくご紹介します。安心・安全に山を楽しむために、準備から始めてみましょう！

結論　これだけあれば登山が始められる最低限の物

1. ザック（登山用リュック）
2. 登山靴
3. レインウェア
4. 登山ウェア（インナー、パンツ、ミドルレイヤー）
5. トレッキングポール
6. 地図アプリ
7. 行動食　飲料水
8. ヘッドランプ　エマージェンシーシート　救急バッグ

8年間登山をしてきて、どの山を登るにも必ず携帯している装備です。
下記で詳しく紹介していこうと思います。

はじめに：登山に装備が必要なワケ

登山は一見「歩くだけ」のように思われがちですが、天候や地形の変化が大きく、街とはまったく違う環境です。
軽装での登山は体力を消耗しやすく、道迷いやケガにつながるリスクもあります。きちんとした装備をそろえることで、安全に、そして快適に登山を楽しむことができますよ。

初心者が揃えるべき登山装備8選

ザック20～40L（登山用リュック）予算¥12,000～

日帰り登山なら20～30Lの容量が目安。長時間背負っても疲れにくいよう、背中のフィット感やクッション性にも注目して選びましょう。
また、温かい時期は荷物も少ないので20Lで十分ですが、冬は物入りになりがちなので30Lほど入る物の方が使いやすいです。
体力に自信のある方は予め35~40Lの物を選ぶと山小屋にも対応出来るので一つで使い回せます。
（場所と予算に余裕ある場合は夏用とそれ以外の季節用に2つ持っておくほうが快適です）

ちなみにTellusはヤマノススメの主人公が原作版で使っているザック（アニメは別）と言われています。ご参考までに

登山靴　予算¥25,000～

登山を始めるなら、自分に合った登山靴選びがとても大切です。初心者には、足首までしっかりホールドできるミドルカットやハイカットタイプがおすすめ。
岩場やぬかるみでも安定感があり、ケガ防止にもつながります。
防水性（GORE-TEX素材）が高く、クッション性のある靴を選ぶと、長時間歩いても疲れにくいです。最初は専門店でフィッティングして、自分の足に合う一足をじっくり選びましょう。

※ネットではなくお店で買うのをオススメします。初心者にはモンベルがお買い求めしやすいです。

レインウェア　予算¥20000～

山の天気は急変しやすく、晴れていても突然の雨に見舞われることがあります。
そんな時に役立つのが防水性と透湿性を兼ね備えた登山用レインウェアです。
雨をしっかり防ぎつつ、汗や湿気を外に逃がすので快適に過ごせます。
特に長時間の登山では、レインウェアが体温管理にも重要。予測できない天候に備え、必ずザックに入れておきましょう。

登山ウェア　予算¥15,000～

登山の服装は「重ね着（レイヤリング）」が基本です。まず速乾性のあるインナーで汗を素早く吸収し、体温を適切に管理。次に、保温性のある中間着を加えて寒さに対応します。さらに、風や雨を防ぐアウターを重ねることで、天候の変化にも対応可能。自分の体温や天候に合わせて調整できるよう、レイヤリングを意識した服装を心掛けましょう。
また、見逃しがちですが靴下も登山用の物を準備しましょう。

トレッキングポール　予算¥3,000～

初心者には、トレッキングポールが登山を快適にしてくれる頼もしいアイテムです。足元が不安定な場所でもバランスを保ちやすく、膝や腰への負担を軽減してくれます。特に登り下りが多いコースでは、脚の負担を分散させるために効果的。軽量で調節可能なポールを選ぶと、自分に合った高さに調整でき、快適に歩けます。持ち運びにも便利で、初心者の登山にぴったりの装備です。
鉄やアルミ、カーボン素材の物がありますが、あまり重いと返って動きにくくなったりしますので、重量350g以下の物がオススメです。

※ザックに入れての移動が可能になるので、バイク移動の方は折りたたみの物を推奨します。

※折りたたみ式のポールは伸縮式の物より若干重量があり、構造が複雑で耐久性も落ちます。
使用後水分はしっかり取り除きましょう。
以前激安中華製を使用していましたがノーメンテ1年で使えなくなりました（上記とは全くの別物です）

地図アプリ（月額¥780　年額プラン¥5700（月額換算¥475））

登山では、地図アプリが大きな助けになります。特に初心者や未知のコースでは、正確な位置確認が必要不可欠です。GPS機能を活用することで、現在地を把握でき、道に迷うリスクを減らせます。また、オフラインでも使えるアプリも多く、電波がない山中でも安心。山の標高やルート情報もチェックできるため、事前にルートを確認し、安全な登山計画を立てる際にも役立ちます。

【初心者向け】地図アプリをインストールしよう

行動食と飲み物

登山中は思った以上にエネルギーを使います。手軽に食べられるおにぎりやナッツ、チョコなどの行動食と、最低1リットル以上の水分（スポーツドリンク）を準備しましょう。
いざというときの為に多めに持っていくと安心です。

ヘッドランプ　エマージェンシーシート　救急バッグ　モバイルバッテリー（遭難対策）

登山では、安全対策としてヘッドランプ、エマージェンシーシート、救急バッグ、モバイルバッテリーが必須のアイテムです。ヘッドランプは夜間や悪天候時に両手を自由に使いながら道を照らせるため、必携です。エマージェンシーシートは万が一の遭難時や体温低下時に体を温める役立つアイテム。救急バッグは小さなケガや不調にすぐ対応できるよう、必要最低限の医療用品を揃えておくと安心です。これらは万が一に備えた大切な装備です。

モバイルバッテリーを使う際は充電ケーブルも忘れず携帯しましょう。忘れがちですので

まとめ：しっかり準備して、登山デビューを楽しもう

はじめての登山は、ワクワクする反面、少し不安もあるかもしれません。でも、基本的な装備をしっかりそろえておけば、安全に、そして自分のペースで自然を楽しむことができます。

まずは、靴・ザック・レインウェアなどの「三種の神器」とも言える必須アイテムをそろえて、身軽な日帰り登山からスタートしてみましょう。道具に慣れていくうちに、自分に合ったスタイルも見つかっていきますよ。

自然の中で深呼吸して、ちょっとした達成感を味わう――そんな気持ちのいい体験が、きっと待っています。安全第一で、あなたの登山デビューが素敵なものになりますように！