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登山を始めたばかりの方にとって、まずそろえるべき装備はザック・登山靴・レインウェアなど、いわゆる「三種の神器」と呼ばれる基本装備です。
しかし、山に慣れてくると「これがあればもっと快適だったのに」と感じる場面にも出会います。
今回は、最低限の装備を整えたその次に持っておくと安心・快適につながる、登山の「便利グッズ」を筆者の主観からいくつかご紹介します。
- トレッキングポール
- 冷汗、速乾タオル
- トイレットペーパー
- 虫除けグッズ
- ザック取り付け用スマホポーチ
- ザック取り付け用ボトルホルダー
- 軽めの財布orポーチ

どれも自分自身の主観で選んだものです。
下記に体験談と共に詳しく解説していきますのでよければ参考にしてみてください。
筆者の体験談から選ぶ、便利グッズ7選
トレッキングポール(杖)

トレッキングポールは、登山中の身体への負担を軽減し、安全かつ快適に歩行できるアイテムです。
上りでは足腰の負担を分散し、下りでは膝への衝撃を和らげることで、疲労の蓄積や転倒のリスクを減らしてくれます。特に体力に自信のない方や、長時間歩く山行では効果を実感しやすいでしょう。
軽量でコンパクトに折りたためるモデルも多く、ザックに取り付けて持ち運びも容易です。
初心者こそ早めに導入を検討したい装備です。

使うと逆に邪魔になる場合もありますがケースバイケースです。
降りてきた後の疲労感に明らかな違いがあります。
また、バイク移動の場合はザックに入る大きさの折りたたみタイプを使用すると、移動時の持ち運びが楽になって◎です


※折りたたみ式のポールは伸縮式の物より若干重量があり、構造が複雑で耐久性も落ちます。
使用後水分はしっかり取り除きましょう。
以前激安中華製を使用していましたがノーメンテ1年で使えなくなりました(上記とは全くの別物です)
冷汗、速乾タオル

登山では思っている以上に汗をかきます。特に春や夏の山行では、汗をかいたまま風に当たると体が冷え、体調を崩す原因にもなりかねません。
そんなときに重宝するのが、汗を素早く拭き取れる「速乾タオル」です。吸水性に優れ、乾きやすい素材で作られているため、何度使ってもベタつかず快適です。
軽量でかさばらず、首にかけたりザックに結んだりして持ち運びも簡単。
急な冷え対策や汗による不快感を減らすためにも、1枚持っておくと安心です。

川に落ちてずぶ濡れになった際などにも使えます。
夏を過ぎるとセールで大幅値下げされていたりするので買い時です。
また、100均の商品でも割と有能だったりします。

トイレットペーパー

登山中に意外と役立つのがトイレットペーパーです。山小屋や登山道のトイレには紙が備え付けられていないことも多く、自分で用意しておくのが基本です。
ティッシュよりも吸水性が高く、多目的に使える点も魅力です。使用時は芯を抜いて小さくまとめ、防水袋などに入れて携行するとかさばらず便利です。
また、使用後のゴミは必ず持ち帰るのがマナー。ちょっとしたことですが、快適でトラブルの少ない山行を支える大切な装備のひとつです。

普段は中々ないですが、登山となると紙切れになっているトイレは割と多いです。
ガスバーナー使用時の水分などを拭き取る際も便利なので持っておくと安心です。
虫除けグッズ

主に
- 携帯型蚊取り線香(匂いと煙が強いデメリットがあるが、全ての虫に対して効果バツグン。)
- おにやんま君(邪魔にならず火も使わないので手間がかからない。)
- ハッカ油スプレー(用意するのが面倒だが消臭、リフレッシュ効果もある。)
- ハエたたき(しつこいブヨ対策。これがないと平気で30分以上付きまとわれることがあります。100均の物が軽いのでオススメ)
などがあります。
携帯型蚊取り線香には電池タイプの物もあり、Colemanなどから発売されています。
まだ使用出来ていないですがその内レビュー記事を作成しようと思っています。


ザック取り付け用スマホポーチ
登山中、スマートフォンは地図アプリや写真撮影、緊急時の連絡手段として欠かせない存在です。
しかし、ザックの奥に入れてしまうと、出し入れが面倒で、必要なときにすぐ使えません。そんなときに便利なのが、ショルダーベルトに取り付けられるスマホポーチです。
胸元に固定することで揺れにくく、両手もふさがりません。雨天に備えて防水性のあるものや、ファスナー付きでしっかり閉じられるタイプがおすすめです。行動中のストレス軽減に役立つアイテムです。

上記は筆者が実際に使用している商品です。
スマホをサッと取り出せるだけでなく、絆創膏や軽い食べ物なども入れられるので便利です。

ザック取り付け用ボトルホルダー

山中はこまめな水分補給が重要ですが、ザックのサイドポケットにボトルを入れていると、歩きながら取り出すのが意外と手間に感じることがあります。
そんな悩みを解決してくれるのが、ショルダーベルトやウエストベルトに取り付けられるボトルホルダーです。手を伸ばせばすぐに飲み物にアクセスでき、立ち止まる回数も減らせます。
軽量でしっかり固定できるタイプを選べば、行動中の揺れも気になりません。初心者の方にもおすすめしたい、快適さを高める便利アイテムです。

高価格帯のザックだと最初から取り付けされている場合もあります。
一度に大量の水分補給をするより、こまめに飲む方がトイレの回数も減らせるので、是非導入したいアイテムです。

軽めの財布orポーチ

登山では分厚い財布はかさばるうえ、落としたときのリスクも大きいため、それとは別に軽くてコンパクトな財布や小型ポーチを用意しておくのがおすすめです。
必要最低限の現金、小銭、交通系ICカード、身分証などを入れておけるタイプが便利です。
また、防水性のある素材やジッパー付きのものを選べば、雨や汗による濡れ対策も万全。
ザックの内ポケットやウエストポーチに収納しておけば、必要なときにすぐ取り出せて安心です。
日帰り登山でも活躍する実用的なアイテムです。

筆者は百均のポーチにクレカと保険証、お札と小銭数枚だけ忍ばせています。
あまりにも便利過ぎて普段の財布もアブラサスに落ち着きました(笑)

⛰️まとめ
登山は自然環境の中での活動であり、予測できない状況に直面することが少なくありません。
そのため、万全の準備をすることが登山を楽しむためには不可欠です。最初は「荷物が増える」と感じるかもしれませんが、便利グッズを追加することで、快適さが増し、また予期せぬ事態に対しても対応しやすくなります。
例えば、トレッキングポールや携帯トイレ、軽量の財布など、いずれも登山中の安心感を高めるアイテムです。登山の楽しさを存分に感じるためには、無理なく少しずつ自分に合った装備を整えていくことが重要です。
これらの装備は快適さや安全性を向上させ、長期的に登山を続けるための大切なポイントとなります。
何が便利グッズになるかは人それぞれですので、気になった物は自分でも試していき、徐々に自分好みの装備を整えつつ登山を楽しんでいきましょう。
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