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毎年春になると、目のかゆみや鼻水・鼻づまりといった花粉症の症状に悩まされる方は多いのではないでしょうか。
私自身も長年悩まされ、抗アレルギー薬を使いながらなんとかしのいできました。
しかし、ある時ふと思いました。「このまま一生、春は山に近づかず終わらせる形になっていいのか?」「根本的に体質を改善する方法はないのか?」と。
- 薬(市販薬や処方薬)で誤魔化す
- レーザー治療
- 舌下根本治療
- よく寝て疲労を残さない
花粉症にはこの辺りの対策がありますが、実際に全て試した筆者がたどり着いた対策を発信していきたいと思います。

下記の方法を初めたのですが、あまりにもよかったので他の方にも知っていただきたく書き綴りました。
◆結論 今すぐ”舌下根本治療”を初めた方が良い
以下に舌下根本治療のメリット・デメリット、他の方法はどうなのか?などを記載していきます。
舌下免疫療法との出会い

この治療法自体は知っていましたが、実際始めようと思い立ったのは、病院に行ったときに「舌下根本治療始めました!」の張り紙を見たのがきっかけでした。
これは、アレルゲンを毎日少しずつ舌の下から体に取り入れ、アレルギー反応を和らげていくという治療法です。
薬を舌下に滴下して1分保持するだけという簡単な方法ですが、3〜5年という長期的な継続が必要で、今すぐ完全に治るわけではありません。
それでも、「この先ずっと花粉症と付き合っていくくらいなら、一度試してみたい」と思い、私はこの治療を始めることにしました。
治療を始めて感じた変化
治療は花粉の飛散していない時期(6月〜11月)に開始します。
初回は病院で少量の薬を服用し、体に異常がないかを確認。
その後は自宅で毎朝1回、継続して服用する形になります。
私は去年の11月ほどに始めましたが、まだ4ヶ月ほどしか経っていないにも関わらず明らかに症状がよくなりました。
(流石にピーク時は薬も併用しています)


これは実際にアレルギー検査をして渡された書類です。
インデックス値は0~6までにクラスがあり、自分はMAX値に近い数値が出ました。
どうりで酷い日は早退するほどの症状が出るわけですね笑
実際毎日やる作業ってどんな感じ?
これはこの記事にたどり着いた方が一番気になる部分ではないでしょうか?
上記の方にも書きましたが、ラムネのような溶ける錠剤を舌の根元に置いて放置。
苦みなどもなくほんのり甘い錠剤で、たった1分で終わります。
それを毎日繰り返す。ただそれだけです。


昔はもっと手間のかかる手法だったみたいで、多くの方が続かず終わっていたみたいです。
レーザー治療についてはどうか?

一言で言うと”地獄”です。
痛くないので子どもでも出来ると謳っている病院もありますが、だいたい泣きわめいています。
体験談としてはまず採血、次回で鼻の奥(口の中まで貫通します)にまで大量の麻酔付きガーゼを突っ込まれ、口の中に麻酔の苦みと痺れが広がります。
それを20分保持した後にレーザーで鼻の中の粘膜を焼き、10分ほど麻痺している鼻で焼き焦げた匂いを感じます。
処置後3日間は鼻血と鼻水が止まらず、1週間ほどで元の生活に戻れます。

私の場合はそこまでして1年しか効果がなく若干後悔を感じました。
※半永久的に症状が良くなったという知り合いも居るので本当に個人差です。
舌下免疫療法は“未来への投資”

この治療は、即効性があるわけではありません。
しかし、長い目で見れば、「毎年のつらい症状から解放されるかもしれない」という大きな可能性を秘めています。
何より、薬に頼る生活を続けるよりも、将来的には薬が不要な状態を目指せるという点に、大きな価値があります。
もちろんすべての人に効果があるわけではなく、アレルゲンの種類や体質によっては適応外となる場合もあります。
ですが、もし毎年の花粉症に本気で悩んでいるのであれば、一度医師に相談し、検討してみるとよいでしょう。
治療には一定の費用(保険適用で2ヶ月に一度4,000円ちょっと)がかかりますが、花粉症の薬代やそれによる体調不良(運転禁止など)を考えると、十分以上に見合った価値があると感じています。
◆おわりに

舌下免疫療法は、即効性はありませんし、治療期間中は地道な継続が求められます。
それでも、「春の登山をもっと楽しめるようになりたい」「自然を本当の意味で味わいたい」と願う方にとっては、大きな一歩になる治療法です。
私自身、今も治療を継続しながら山に登り、季節の変化や自分の体調の変化と向き合っています。
そして来年、再来年と、さらに快適な登山ができるようになることを楽しみにしています。
もし同じように花粉症に悩み、自然の中で過ごす時間を大切にしている方がいらっしゃれば、ぜひ一度医師に相談してみてください。春の山が、これまで以上に心地よい場所になるかもしれません。

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